「勝つ気」で挑む2度目のGPファイナル 親友と切磋琢磨、18歳のホープ三浦佳生

 フィギュアGP第5戦、フィンランド大会で優勝した三浦佳生(右)と2位の佐藤駿=18日、エスポー(共同)

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 フィギュアスケートの日本男子で今最も勢いがあるのは、この選手だろう。11月のグランプリ(GP)シリーズ第5戦、フィンランド大会でGP初優勝を果たした18歳の三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)。シーズン前半戦のヤマ場となるGPファイナル(7日開幕・北京)に、日本勢トップの総合3位で進出した。初出場で5位に終わった昨年「ぼろぼろだった」大会へ、一皮むけた今季は「勝つ気でいきたい」。高橋大輔、羽生結弦、宇野昌磨(トヨタ自動車)に続く頂点の座を、血気盛んに狙う。(共同通信=吉田学史)

吉田 学史

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吉田 学史 (よしだ・たかふみ)

2006年共同通信入社。仙台などの支社局で警察や行政を担当し、12年から大阪運動部でスポーツ取材を始めた。2014年12月に本社運動部へ異動して水泳、テニス、フィギュアスケートを担当し、五輪は2016年から夏冬計4大会を取材した。2022年4月からジュネーブ支局で国際オリンピック委員会や五輪の準備状況を追う。東京都出身。