県大会なのに国際色豊か? 「フィギュア王国」で続く独自の取り組み 愛知から世界へ、金の卵育つ秘密

女子ノービスBで2位だった韓国のキム・ウンジェ=2023年12月3日、名古屋市邦和スポーツランド

 フィギュアスケートの2023~24年シーズンが3月下旬の世界選手権(モントリオール)で幕を閉じた。全日本選手権で2連覇した男子エースの宇野昌磨(トヨタ自動車)や、国際スケート連盟(ISU)の最優秀新人賞に輝いた吉田陽菜(木下アカデミー)、初出場ながら全日本4位で新人賞を獲得した13歳の上薗恋奈(LYS)は、いずれも愛知県の出身だ。次々とトップ選手を輩出する「フィギュア王国」。その秘密を探ると、県スケート連盟による独自の取り組みがあった。(共同通信=品川絵里)

品川 絵里

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品川 絵里 (しながわ・えり)

2018年に入社し、大分支局を経て20年から東京、大阪、名古屋でスポーツを取材。現在はプロ野球中日、フィギュアスケートなどを担当している。中高は創作ダンス部で、趣味は宝塚歌劇やミュージカル、中韓ドラマの鑑賞。