息を合わせ、宇野昌磨さんとたびたび感じた「共鳴」 「THE ICE 2024」で初コラボした鼓童メンバーが語る舞台裏

「THE ICE 2024」東京公演で共演する宇野昌磨さん(右から2人目)と鼓童=2024年7月、ららアリーナ東京ベイ、會津智海撮影

 7月に愛知と東京で開催されたアイスショー「THE ICE(ザ・アイス)2024」。この公演で、新潟県の佐渡を拠点に活動する太鼓芸能集団「鼓童」はフィギュアスケートとライブ演奏で初めてコラボレーションした。この春、プロスケーターに転身した宇野昌磨さんや世界各国で活躍するトップスケーターらの優美な演技と、迫力ある太鼓のライブ演奏が絶妙に調和し、観客を引き付けた。
 作品作りの中で鼓童のメンバーはスケーターたちとどう向き合ったのか。佐渡を訪ねて思いを語ってもらった。リハーサルや公演を通じて次第に仲間意識も芽生え、千秋楽の直後には、鼓童のメンバーは「ザ・アイス」ロスに陥ったそうだ。(共同通信=前山千尋)

前山 千尋

この記事を書いた人

前山 千尋 (まえやま・ちひろ)

デジタルコンテンツ部記者。2007年入社。青森、京都支局を経て、文化部で美術や建築、教育、ジェンダー問題などを担当してきた。山梨県出身。